C M T?!
身体の関節について
人の身体は、たくさんの骨がそれぞれ関節というものでつながって骨格というものを形成しています。そして、それぞれの筋肉や関節がスムーズに動くことで物をとったり、座ったり、立ったりという日常生活に加えて、スポーツなどの複雑でハードな動きもできるのです。
この骨格を形成する関節は関節包といわれるもので覆われていて、その内部は滑膜と呼ばれる靭帯組織の膜で覆われています。これらの靭帯組織がないと関節はグラグラになり、関節の役割を果たすことはできません。ただし、この関節の周りには強固な筋肉がまたいでいるので、そう簡単にずれたりすることはありませんが。この滑膜は関節液といわれるものを生産しており、関節軟骨の栄養分になっています。また、この関節液により、関節は円滑な動きができるようになっています。
一般的に、健康な人や、身体を動かすことが好きな人、または、適度に体を動かす機会がある人などは、言い換えれば、関節を動かす機会があるので、滑膜に刺激が伝わり、関節液が生成され関節内部に栄養が行き渡り、関節の動きを滑らかに保つことが容易です。
しかし、お仕事の関係や日常の生活習慣などの様々な原因で長い間、身体を動かす機会があまりないような人(デスクワーク、運動不足や同じ動作の繰り返しなど)は、関節液の生成が阻害されて、関節内部の組織の線維化(内部が固着して動きが悪くなってしまうこと)が進んでしまいます。
機械が潤滑油をささないとサビついて動きが悪くなってしまうのと同じようなことが人間の身体にもおこってしますと考えればわかりやすいと思います。
CMT(Chiropractic Manupulative Therapy - カイロプラクティック関節緩和操作)
そこでCMTが効いてきます。
この手技は、身体のサビついた関節(関節可動性低下・機能障害)を本来あるべき関節の可動域まで改善(誘発)させることを目的としています。
固着した関節が通常の関節可動域まで動くことができるようになれば、それまで失われていた関節内部の関節液も生成されるようになり、それにより、栄養分が行き渡るようになるため、関節の動きも改善されていきます。それにより、痛みなどの改善も期待できます
つまり、このCMTは痛みと筋肉の緊張を防ぎ、柔軟性の回復を促進することを目的とした手技療法なのです。
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